全国各地で行われてきた農山村での炭焼きも、現在では中国を始め海外からの輸入が主となり、上質な国産の炭は非常に少なくなってきました。
その背景の一つにクヌギ林の減少に始まり、生活スタイルの変化に伴う炭の需要の減、そして後継者不足が挙げられます。
三重県伊賀市の淀川支川源流の一つ、尼ヶ岳の麓に広がる集落である上高尾でも従来炭焼きは生業でしたが、現在は1戸を残すのみ。
上高尾では、くぬぎに拘り、炭文化を残すために茶道炭に特化しています。
炭焼きは一言で言えば「ゆっくり、時間をかけて」という事です。茶道炭と向き合う心得でもあります。
茶道での活用はもちろんのこと、京都の三大老舗旅館やお菓子屋とも取引がされている本格的な菊炭をこだわりのもと作っています。
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